ニュースリリース

2013年08月28日

テバ製薬株式会社

ケージングコンテスト「日本商工会議所会頭賞」を受賞

テバ製薬株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:菊繁一郎、以下「テバ製薬」)は、アロマターゼ阻害剤/閉経後乳癌治療剤「アナストロゾール錠1㎎『テバ』」のドーズパックであるDosePak®パッケージ(患者さん用パッケージ付きPTP包装)が、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「2013日本パッケージングコンテスト(第35回)」において、「日本商工会議所会頭賞」を受賞しました。

日本パッケージングコンテストは、優れたパッケージとその技術開発の普及に資することを目的として実施される、日本の包装分野最大のコンテストです。適正包装、環境適合性、保護・保全性、経済性、情報性、安全性、機能性、創造性、製造流通適正、アクセシブルデザイン性、視覚効果の11の観点から審査されます。「日本商工会議所会頭賞」は、本コンテストの最高賞である「ジャパンスター賞(12賞)」のひとつで、「国内外の経済的な発達を図り、わが国商工業の振興に寄与するもの」に贈られます。昨年は、製品名・規格・製造番号・使用期限・バーコード情報が切り話せ、調剤棚のネームプレートとして使用できる情報伝達機能内蔵カートン(情報伝達カード付個装箱)で「ジャパンスター賞」に次ぐ「テクニカル包装賞」を受賞しており、2年連続の受賞となります。

「アナストロゾール錠1㎎『テバ』」は2012年12月発売の閉経後乳癌治療剤です。テバ製薬は本製剤の発売に伴い、日本で初めて医療用医薬品にDosePak®パッケージを採用しました。DosePak®パッケージは、患者さんの飲み忘れや二重服用を防止する「服薬遵守のサポート」、使用にあたっての注意事項を大きな文字で記載する「表示性の向上」、子どもが安易に薬剤を取り出すことのできない「子どもの誤飲防止」、人前で抗がん剤を服用する際の「プライバシー保護」、コンパクトかつPTPシートの破損を防止する「携帯性」の5つの特長を備えています。

テバグループは、”世界中の人々のよりよい健康と生活の質(QOL)を実現させる情熱を持つ”を社員ひとりひとりのミッションとし、患者さんや医療機関のニーズに応えた独創的な製品開発の取り組みを進めています。今回受賞対象となった製品パッケージにおいても、乳がんという病気の社会的な位置づけ、治療を受ける患者さんの立場を様々な角度から考えてデザインされました。

テバ製薬の代表取締役社長である菊繁一郎は、この度の受賞に際し、次のコメントを発しました。「テバで働く社員は、患者さんの健康と生活の質(QOL)を向上させるという熱い使命感を持っています。革新的有効成分の発見はもちろんのこと、配合剤の開発、剤形工夫、服薬遵守の工夫に加えパッケージデザインにも配慮し、様々な角度から患者さんの治療満足度を高めます」

世界のTEVAを、日本の医療へ。テバ製薬は、今後もテバグループが培ってきた技術を日本の皆さまにお届けし、社会に貢献していきます。

なお、本賞は以下4社の共同受賞で、同コンテストのアジア大会である “アジアスター” へのエントリーを予定しています。

・テバ製薬株式会社
・株式会社カナエ
・MeadWestVaco Corporation
・相互印刷紙器株式会社

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