ニュースリリース

2013年10月16日

テバ製薬株式会社

「選択と集中」による安定供給体制の強化について

テバ製薬株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:菊繁 一郎)は、安定供給体制の強化のため、国内で販売する539製品のうち、81製品の販売を中止することを全国の医療機関に対して連絡を開始しました。

弊社の前身である大洋薬品工業株式会社(以下、「大洋薬品」)は、多様な剤形かつ幅広い領域のジェネリック医薬品をご提供することをビジネスポリシーとして掲げていました。しかしながら、医療関係者の皆様、ならびに患者さんから求められている高いレベルの安定供給を実現するためには、現状の多品目の生産体制を継続することは困難であると判断いたしました。

そこで、弊社の製品ポートフォリオを今一度見直した結果、主に旧大洋薬品時代から販売している81品目について製造販売を中止することを決定いたしました。これらの品目の中止による供給に関する影響を抑えるため、十分な在庫量を確保した上で原則として2014年3月31日までの納入のご要望に応えます。また、当該品目の代替供給体制を整えております。

 

尚、販売を継続する製品につきましては、以下に記すアクションを敢行し、製品の品質向上ならびに安定供給体制の確立を実現してまいります。

  • 2018年末までに、バイオシミラーや特殊な製品を除き、自社で販売する製品の自社製造(日本の品質基準を満たす、テバの海外製造工場を含む)比率を90%以上に引き上げることを目標とします。
  • 世界中で信頼され汎用されているテバグローバルの原薬を最大限活用し、原薬の安定供給に努めてまいります。
  • 新たに販売予定の製品に加え、既存の製品についても、医療従事者ならびに患者さんからのニーズに応じて社内で優先順位を設定し、順次、原薬のダブルソース化を目指してまいります。
  • 工場の生産能力を2018年までに2倍に引き上げるべく生産体制を強化いたします。

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