ニュースリリース
2017年12月07日
武田テバファーマ株式会社
武田テバ薬品株式会社
2成分6品目を新発売
高脂血症治療剤「フェノフィブラート錠53.3mg・80mg」
初のジェネリック医薬品を1社単独発売
武田テバファーマ株式会社(本社:愛知県名古屋市、以下「武田テバファーマ」)および武田テバ薬品株式会社(本社:滋賀県甲賀市、以下「武田テバ薬品」)は、本日12月7日に官報告示された2成分6品目を発売します。HMG-CoA還元酵素阻害剤ロスバスタチン錠2.5mg・5mg「武田テバ」およびロスバスタチンOD錠2.5mg・5mg「TCK」を薬価基準収載後12月8日(金)に、高脂血症治療剤フェノフィブラート錠53.3mg・80mg「武田テバ」を、2018年1月に販売開始予定です。
武田テバファーマ1社が、フェノフィブラート錠の53.3mg・80mg製剤をジェネリック医薬品として初めて承認取得し、発売いたします。有効成分であるフェノフィブラートは水に難溶性の成分ですが、溶出性を工夫し製剤化しました。また、今回の追補により、武田テバの脂質異常症治療薬ラインアップには2成分6品目が追加され、8成分21品目となります。
武田テバでは、今回の追補による脂質異常症治療薬の充実をはじめとし、幅広く臨床の場で使用される、有効性・安全性が確立された基礎的かつ重要な医薬品のラインアップの充実に取り組んでいます。OPDのリーディングカンパニーとして、日本の地域医療に貢献できるよう、患者さんや医療関係者の皆さんにとり利便性の高い、より貢献できる製品をお届けしてまいります。
2017年12月追補製品の特徴、製品一覧及びサポートツールの情報は、別紙ご参照ください。
以上
別紙
<主な製品特徴>
フェノフィブラート錠「武田テバ」
- 有効成分であるフェノフィブラートは水に難溶性ですが、製剤化において溶出性を工夫し、ジェネリック医薬品の開発に成功しました。
- PTPから取り出した後の識別性に配慮し、錠剤両面に製品名及び含量を印字しました。
- PTPシートは、ピッチコントロール印刷により、1錠単位で製品名、含量が確認できます。
- 53.3mg錠は医療機関での保管に配慮した大きさのPTPシートです。(長さ83mm×幅31mm)
ロスバスタチン錠「武田テバ」
- PTPから取り出した後の識別性に配慮し、製品名及び含量を印字しました。
錠剤裏面には、含量を大きく表示しています。 - PTPシートは、ピッチコントロール印刷により、1錠単位で製品名、含量が確認できます。
ロスバスタチンOD錠「TCK」
- PTPから取り出した後の識別性に配慮し、錠剤両面に製品名及び含量を印字しました。
- PTPシートは、ピッチコントロール印刷により、1錠単位で製品名、含量が確認できます。
- l-メントールを添加剤として加え、原薬特有の苦味を抑制した処方です。
サポートツール
脂質異常症に関しては、症状についての説明や治療法などを記載した小冊子やお薬と一緒に患者さんにお渡しする指導箋、患者さんやご家族への説明の際に活用できる下敷きなど、患者さん向けのサポートツールを充実させています。小冊子と下敷きは2017年6月に改訂された『動脈硬化性疾患予防ガイドライン(2017年版)』に対応しています。
- 脂質異常症の患者さん向け小冊子
症状についての説明、その診断基準のほか、コレステロールと中性脂肪の役割、動脈硬化の健康への影響、治療(食事療法・運動療法・薬物療法)の具体的なポイントをまとめています。
- 下敷き
医療関係者の皆さんが、患者さんやご家族の方に説明する際に活用できます。
動脈硬化が進行する様子や簡易チャートを用いて脂質管理目標値がわかるようになっています。
(画像はイメージです)
<製品一覧>
薬効分類名 | 製品名 | 製造販売元 | 先発品名 |
高脂血症治療剤 | フェノフィブラート錠53.3mg「武田テバ」 | 武田テバファーマ | リピディル錠53.3mg トライコア錠53.3mg |
フェノフィブラート錠80mg「武田テバ」 | 武田テバファーマ | リピディル錠80mg トライコア錠80mg |
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HMG-CoA還元酵素阻害剤 | ロスバスタチン錠2.5mg「武田テバ」 | 武田テバ薬品 | クレストール錠2.5mg |
ロスバスタチン錠5mg「武田テバ」 | 武田テバ薬品 | クレストール錠5mg | |
ロスバスタチンOD錠2.5mg「TCK」 | 辰巳化学 | クレストールOD錠2.5mg | |
ロスバスタチンOD錠5mg「TCK」 | 辰巳化学 | クレストールOD錠5mg |