ニュースリリース

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2025年01月30日

武田テバファーマ株式会社

コパキソン®専用自己注射補助器「シーシンク®(CSYNC®)」を新発売

 武田テバファーマ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長兼CEO:豊原善弘、以下、「武田テバ」)は、多発性硬化症治療薬である「コパキソン®皮下注20mgシリンジ」(一般名:グラチラマー酢酸塩、以下、「コパキソン」)の専用自己注射補助器である「シーシンク®(CSYNC®)」を2025年2月3日(月)に発売いたします。 本機器は、2024年7月24日に医療機器承認を取得いたしました。


 コパキソンは、多発性硬化症(Multiple Sclerosis: MS)の再発予防に対する効能・効果を持つ1日1回の皮下投与注射剤(プレフィルドシリンジ)として、日本では2015年11月に武田薬品工業株式会社より販売が開始され、その後、2024年4月1日に武田テバが日本におけるコパキソンの製造販売承認を承継いたしました。コパキソンの電子添文には、「専用のプレフィルドシリンジ用注入補助器を使用すること」と記載されています。

 
 今回発売するシーシンク®は現行の補助器オートジェクト2®の後継器にあたり、患者さんの利便性を考慮して 機能・デザインが再設計されております。「Easy To Use」のコンセプトのもと、「人間工学に基づいたデザイン」のインジェクションボタンとハンドルで、「視覚や聴覚で確認」しながら注入操作できるという特徴を有しています。

【シーシンク®(CSYNC®)の特徴】

Csync

※警告・禁止、使用方法、使用上の注意などに関しては電子添文をご参照ください。


<人間工学に基づいたデザイン>
 ①力の入れやすい位置に配置されたボタン、
 ②滑り止めを付けた握りやすいラウンド形状のハンドル。
<聴覚で確認>
 ③注入開始時(ボタンの押しはじめ)、注入完了時をクリック音でお知らせ。
<視覚で確認>
 ④注入完了はインジケータウィンドウの色が白から赤に変わってお知らせ、ウィンドウは両側 面から確認可能、
 ⑤刺入深度は1mm単位で正確に設定可能、刺入深度の視認性が向上、
 ⑥セーフティロックの解除は赤いバンドが隠れることで一目で判別可能。

 
 武田テバでは、多発性硬化症に関する情報サイト「MSラウンジ」を公開しています(https://www.ms-lounge.jp/)。2月3日のシーシンク®発売に併せて、シーシンク®をご利用いただく患者さん向けにページを一部 リニューアルいたします。シーシンク®の自己注射の手順や動画、Q&Aなどを新たに掲載しますので、是非ご覧ください。自己注射補助器「シーシンク®」の発売により、自己注射の操作性および動作確認が向上し、患者さんにより 安心してご使用いただけることが期待できます。
 
 武田テバでは「どんな時でも、健康を咲かせる力を。」という企業スローガンのもと、社会に求められる製品を お届けし、患者さんの健康に寄与してまいります。


以上


武田テバについて
武田テバ<https://www.takeda-teva.com>は、テバファーマスーティカル・インダストリーズ・リミテッド(本社:イスラエル)と武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区)が、2016年4月1日に設立した合弁会社であり、武田テバファーマ株式会社(本社:名古屋市)と武田テバ薬品株式会社(本社:名古屋市)により構成されます。
武田テバの事業領域は、ジェネリック医薬品と長期収載品によるオフ・パテント・ドラッグ(OPD:特許期間が満了した医薬品)、そして2023年4月から新薬にまで広がっています。患者さんや医療関係者の皆さんにとって価値ある医薬品を提供し、日本の健康を支えていきます。

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